そろそろエアコンを、本格的に使う季節がやってきます。エアコンの汚れが気になりますね。エアコンを使用する前に、手軽にできるエアコン掃除スプレーの使用頻度やその効果と正しい使い方をを徹底検証してみたいと思います。あなたもエアコン掃除をして、快適で安心な環境を目指しませんか。
目次
エアコン掃除スプレーの頻度はどれぐらい?
なぜエアコンの掃除をするのか:
- 健康状態に悪影響を及ぼさないように
- 電気代の節約
家族の健康や,今後高くなる電気料金も踏まえて、いつもエアコンをきれいにキープしたいですね。ご自身や家族に呼吸器系等の病気やアレルギーを持っている人がいるかどうかにより、その頻度はかなり異なります。また汚れたままでエアコンを使用すると、余分な電気料金を払うことになり、もったいないですね。
呼吸器系等の病気やアレルギーを持っている人がいない場合
- エアコン掃除スプレーの頻度は、年に1~2回必要です。
- 夏場にエアコンを使用する前に、スプレーで掃除します。
- 冬場にもエアコンをガンガン使う場合は、さらにもう1回
*プロのエアコンクリーニングを3年に1度ぐらいの頻度で併用をおススメします。
呼吸器系等の病気やアレルギーを持っている人がいる場合
- 使用する前にプロのエアコンクリーニングを年1回は頼みましょう。
- お金はかかりますが健康に勝るものはありません。病気を悪化させて入院などをしたらかえって大変です。
自分で出来る最低限のエアコン掃除
自分で出来る最低限度のエアコン掃除でも、多少なりとも家族の健康や電気料金に貢献できます。簡単にできるので是非、お試しください。自分の健康も家族の健康も、自分の手で守りましょう。
自分でするエアコン定期掃除の仕方(週1回ぐらい)
- 掃除機で、エアコンカバーやフィルターのほこりを取る
- フィルターが汚れている場合は、中性洗剤+水洗いをして乾燥させる
- エアコンカバーを水拭き、吹き出し口が汚れていたら、ついでに拭く
*毎週やって慣れてしまうと、簡単にできるようになります。
私の場合、エアコン使用期間に掃除機をかける時は必ずフィルターのほこりも吸い取ります。毎週やっていると、あまり汚れないので掃除機だけで済むことも。洗剤で洗うのは、エアコン使用終了時だけで済んでいます。気持ちよくエアコンを使用できるので、おススメです。
エアコン掃除スプレーの頻度は、あくまでも参考です。家族の健康状態や、今後高くなる電気料金の事も踏まえて、ご自分にあった頻度を選んでくださいね。
効果と正しい使い方を徹底検証!
最近、特にテレビなどでエアコン掃除スプレーが取り上げられていて人気になっているようですが、効果については賛否両論です。メーカーが推奨していないという話もあり,しっかりと検証してみたいと思います。果たしてエアコン掃除スプレーは、本当に有益でしょうか。
エアコン掃除の比較検証!
自分で、エアコン掃除スプレーで、プロのクリーニングで三者三様を比較検証します。プロのクリーニングについては実際に現役のプロの方にお話を聞いています。喘息児がいた我が家では、私自身も何度もプロのクリーニングを依頼して立ち合っています。本当のプロは見ていても感心することばかりで、私のつたない質問にも、正確に正直に答えてくれます。
自分で掃除の場合
- きちんとした道具がないと、表面のみの掃除になる。
- プロ仕様の道具は高額だし、使いこなすのが難しい。
- 失敗して基板などに水をかけると交換となり、高額な費用が掛かる。
- プロの道具をベストの状態で保管するのは大変
- お掃除機能付きエアコンの場合は、プロはその部分を外して奥まで掃除する
*高圧洗浄機を使わずに自分でやっている場合は表面的な掃除になる
エアコン掃除スプレーで掃除の場合
- 簡単、プロのクリーニングと比較すると安価
- 除菌、消臭,防カビをうたっている商品が多いが一時的な効果?
- ノズルであっても届かない部分や奥の汚れが残ることも。
- 洗剤を使用後、洗い流さないので、カビが付きやすい場合もあり。
- プロのクリーニングと併用が望ましい。
- 推奨しないエアコンメーカーもあり。
プロのクリーニングの場合: 現役プロに実際にお話を聞きました
- まず試運転をして、故障等がないかを確認する。
- 床と場合によっては壁なども養生する(汚れないようにカバーなどをかける)
- カバーとフィルターを外し,お掃除機能付きの場合はその部分も外す。
- カバーとフィルターを洗剤で洗い、水で洗浄後、乾かしておく。
- 基板など水をかけてはいけない部分にタオル、ビニールなどで養生
- エアコン掃除専用ビニールカバーをかけて、そのビニールのはしをバケツに入れる。
- 洗剤を噴霧後、高圧洗浄機にて徹底的に水洗い⇒汚れた水がバケツへ。
- お掃除機能部分を戻し、洗浄したカバー、フィルターを戻す。
- 試運転して正常運転を確認する。
- 内部乾燥のために、2時間ほど送風でエアコンを作動させる。
ま と め
- エアコン掃除スプレーの使用頻度は年1~2回、エアコン使用前に実施
- エアコン掃除スプレーは、水洗いがなく洗剤がそのまま残るので、カビに気を付ける。
- エアコン掃除スプレーは簡易掃除と認識し、プロのクリーニングを併用する。
- 家族に呼吸器の病気やアレルギーなどがある場合は、年1回プロのクリーニングがおススメ
キレイなエアコンで綺麗な空気を吸って、快適に過ごし、暑い夏や寒い冬を乗り切りたいですね。また、あなたの手入れにより、家族の健康が向上したり、電気代が少しでも安くなれば、嬉しいかぎりです。TVによれば、フィルターを掃除することにより電気代が約2%安くなるそうです。モチベーションが上がりますね。簡単なフィルターの掃除は習慣化しましょう。