こんにちは!今日は雨、春なのに肌寒く感じます。桜の花も散りかけて、葉桜になってきています。こんな日は、花冷えなどの日本古来の素敵な言葉を思い起こし、癒されます。春は三寒四温なのだから仕方がないと、なんだか諦めがつきます。また、絶世の美女とうたわれた小野小町の、年老いた自分を散りゆく桜にたとえた短歌の心境にも、共感するところがあります。
【花冷え】日本には素敵な言葉がいっぱい!
日本には自然とつながっている
素敵な言葉がいっぱい。
特に春先の花冷えは好きな言葉です。
花冷え(はなびえ)
桜が咲く頃に寒さが戻ること
気候変動がこのまま続くと
もしかしたら、使えなくなる事もあるかも^^;
美しい言葉なので
春の寒い日に
思い浮かびます。
三寒四温(さんかんしおん)
冬季に寒い日が3日続くと
その後4日ほど温暖な日が続き
また寒くなる
本来は冬の気候の特徴ですが
最近では、春先に使われることが多い。
私も、春先に使っています。
毎日、暑かったり寒かったり
気温の変化が激しい時に。
三寒四温だから
仕方がないと
この言葉をつぶやきます。
なぜか、気持ちが楽になり
少しだけ、ハッピーに過ごせます。
葉桜の季節は小野小町の短歌を思い出す
葉桜の季節は
小野小町の有名な
この短歌を思い出します。
花の色は
移りにけりないたづらに
わが身世にふるながめせしまに
古今和歌集・百人一首 小野小町
現代語訳:
桜の花の色は
むなしく衰え色あせてしまった
春の長雨が降っている間に。
ちょうど私の美貌が衰えたように
恋や世間のもろもろの事に
思い悩んでいるうちに。
一言で言うと:
色あせた桜に老いた自分の姿を重ねた歌^^;
大人になってから
よく思い出す和歌です。
特に最近は
桜の季節がくると
しみじみと痛感します( ;∀;)
まとめ
- 花冷え:桜が咲く頃に寒さが戻ること
- 三寒四温:寒い日が3日続くとその後4日ほど温暖な日が続き、また寒くなる。最近は春先に使用する。
- 小野小町の有名な短歌は、色あせた桜に老いた自分の姿を重ねた歌
しとしとと雨が降るこんな日は、あなたの好きな音楽・歌やダンス、本や漫画、何でもあり。自分の好きな事をする日にするのもいいですね。現代版、晴耕雨読です(^^♪