こんにちは、ふうちゃんです。
皆さんもご存知の池袋暴走事故
遺族の松永拓也さんが6月21日の裁判で
飯塚幸三被告(90)に直接質問(被告人質問)
私も、わずかな期待を持ったけれど
やはり、飯塚被告の主張は
変わりませんでした。
飯塚被告は無罪を申し立て
アクセルの踏み間違いはしておりません。
私の過失はないものと思ってますと主張。
遺族の松永さんは、またもや
煮え湯を飲まされたと思います。
松永さんの心境を思うと、胸がつぶれる思いです。
当初より、立派な態度の遺族松永さん
どうみても、罪が軽くなるようにと
もがいているだけの被告人にしか見えない飯塚被告。
トヨタが、車両についてコメントを発表
車両に技術的な欠陥があると主張されていますが
当局要請に基づく調査協力の結果
車両に異常や技術的な問題は見受けられません。
飯塚被告の心境も考えてみた。
おととし4月に事故を起こすまではエリート人生
東大を卒業し、最後は旧通産省工業技術院の元院長
上級国民の呼び名も記憶に新しい。
今まで、胸を張れる人生だったのに
最後は、こんな風に人生を終わりたくないとの
気持ちが強いのかも。
自分の身に起きた事としても考えてみた。
もしも自分が飯塚被告だったら
考えるだけで、身の毛がよだつ。
夢でも見たくないし、考えたくもない。
絶望と後悔
今回と違い、例え自分に大きなミスがなかった事故だとしても
母と娘の2人が亡くなったことを思うと
無罪と言い切る自信が、自分にあるだろうか。
ましてや、遺族の松永さんを前にして
無罪を主張することなど到底考えられない。
2人の人間が亡くなった事実はあまりにも大きい。
仮に自分が若干でもかかわっていると
思っただけで、本当に身の置き所がない。
飯塚被告のつもりで、その心境を想像するだけで怖い。
飯塚被告のあの主張は許せないと
思ってしまうが
被告も自分の意見を言えるのが裁判。
でも、セツナイ!
松永さんは、立派に暮らしています。
亡くなった奥様も、莉子ちゃんも誇りにできるお父さんですと
声をかけてあげたい。
当分、無理かもしれないけれど
止まってしまった時間もいつかは動かして
自分の人生を生きて欲しいと願ってしまう。
松永さんにしてみれば
今は、裁判以外考えられないと思うけれど
いつかは、自分の人生を生きて
天国の2人を安心させて欲しいと願います。
来月7月15日に、裁判が結審します。
松永さんが裁判の結果を受け入れて
止まってしまった人生の針を少しでも動かし
新たな出発をしてくれたらと
願わずにはいられません。
どうか、松永さんが納得のいく結果が出ますように!
心から願います。