季節に関係なく、日本人は洗髪が大好き。ただ、近年は洗いすぎにより色々な問題が起きています。特に抜け毛の問題は重大で、皆が嫌がる薄毛の原因となっています。あなた自身の原因を探ることにより、健やかで美しい髪が手に入るようになります。また40代50代60代女性の髪や頭皮に優しい洗髪の頻度や正しい洗髪の仕方なども、詳しくご説明しています。髪や頭皮に優しい洗い方を実践して、実年齢より若々しい髪を手に入れましょう。
目次
洗髪の頻度は抜け毛に影響大?
医師によると、洗髪の正しい頻度は、1~2日に1回くらいといわれています。
ある調査によると「髪の毛を洗う頻度はどれぐらい」のアンケートの答えは:
- 毎日1回 ⇒ 90.3%
- 1週間に5~6回 ⇒ 6.0%
実に、90%以上の人が毎日洗髪をしています。
また近年、シャンプーのし過ぎが問題になっており、シャンプーのし過ぎは、抜け毛の原因となります。シャンプーをしすぎると、頭皮の皮脂不足により乾燥が起こり、これが抜け毛や薄毛の原因となります。
ご自身の頭皮や髪に、下記の症状が現れたら、洗髪の回数や洗い方を見直しましょう!
- 抜け毛
- パサつき
- かゆみ
- フケ
洗髪の頻度は、頭皮の皮脂量や乾燥の程度により人それぞれです。毎日洗うことよりも洗い方を重視して、自分に合った頻度で洗髪するように心掛けましょう。
毎日洗った方がよい人
- 頭皮や髪の油分が多くベタベタしやすい人
- 室外で仕事をしていてホコリや汚れがつきやすい人
- スポーツをしたり、汗を沢山かきやすい人
洗髪の頻度を調整した方がよい人
- 頭皮が乾燥しやすく、フケが出やすい人
- 髪が細く、ダメージを受けやすい人
- 髪が乾燥していて、静電気が起こりやすい人
- 髪がパサつきやすい人
もしあなたの抜け毛が始まっていて、頭皮は乾燥気味で、髪がパサパサの場合は、洗いすぎと思われます。毎日洗髪をしている場合は、2日に1回など回数を減らしましょう。現在は、洗わないことによる弊害よりも、洗いすぎの方が問題と言われています。
洗髪の回数を減らすのが難しい場合は、シャンプーを使わない湯シャンをしましょう。特に、乾燥肌の人には、オススメです。
湯シャンのやり方
湯シャンとは:
シャンプー剤を使わずに、お湯のみで頭皮や髪を洗う事。
お湯で洗うだけでも、7~8割の汚れを落とします。2~3割の皮脂は乾燥しすぎないように必要な皮脂なので、特に皮脂が出にくくなっている乾燥肌の方には、ちょうどいい洗い方です。
また、1日に2回シャワーを浴びる方なども、シャンプーの使用は1回までとし、あとは湯シャンで済ませてください。シャンプーの使用は、1日に付き1回までが適量です。
40代50代60代女性の髪や肌に優しい頻度は?
女性は誰しもが、髪や肌をとても気にします。特に40代以上になると様々な心配事が増えてきます。あなたも、心当たりがありますよね。適切なお手入れをして、少しでも、きれいな髪や肌を長くキープできる洗髪の頻度を見ていきましょう。
20代~30代の女性は、毎日髪を洗う方が多いようです。
40代の適切な洗髪の頻度
- 40代後半から、抜け毛や薄毛に悩み始める方が出始める頃。
- アンケートによれば、2日に1回が平均です。
50代の適切な洗髪の頻度
- ほとんど全員の方が髪や肌の衰えを自覚する頃です。
- アンケートでは、約4割の方が毎日は洗わないという結果が出ています。
60代の適切な洗髪の頻度
- 抜け毛や薄毛をかなりの方が認識し始める頃。
- アンケートによると3日に1回の方が多い。
体質別で選ぶ髪や肌に優しい頻度
年代別に見てみたら、年齢だけではなく、プラスその人による体質を個別に考えた方が、適切な頻度といえるとの結論にたどり着きました。体質による違いが大きいと思います。その上で、年代別の平均的な頻度を参考にすれば、より自分にあった頻度を見つけられると考えます。
【乾燥肌】:
- 毎日シャンプーをしてしまうと必要最低限の皮脂を洗い流してしまう可能性がある
- 頭皮の乾燥は、抜け毛や薄毛の原因となるので2日に1回がオススメ
- 汗をかいた日などは、シャンプーを使わずに湯シャンをする
【オイリー肌】:
- 皮脂の分泌量が多いので、毎日シャンプーで洗い流すのがオススメ。
- その場合でも、シャンプーの使用は1日1回まで。
プロの美容師や医学博士による正しい洗髪の仕方
- 洗髪前に、優しくブラッシング
- 3分間、お湯で流す(湯洗い)、お湯の温度は、ちょっとぬるめの38℃が髪にはベスト
- 手でシャンプーを泡立ててから、襟足から額に向かって指の腹で洗う(爪は立てない)
- すすぎを充分にする
- リンス、トリートメントは、髪の中間から毛先につける(頭皮にはつけない)
- 自然乾燥はダメ、必ずドライヤーで乾かす。*温風で乾かした後に冷風をかける(温風8割、冷風2割)
*最後に冷風で髪を乾かすと、キューティクルがまとまり、髪にとても良い(医学博士談)
まとめ
- 乾燥肌は2日に1回、オイリー肌は1日に1回の頻度で洗髪+年代別を参考に。
- シャワー2回の日でも、シャンプーの使用は1回のみとする
- 湯シャンも取り入れてみる
- 正しい髪の洗い方を実践する
髪とは一生の長い付き合いです。自分に合った手入れ方法を見つけて、出来るだけ健康で美しい髪を持続したいですね。髪に優しいアミノ酸シャンプーを使ったり、シャワーヘッドを塩素を除去するものに変更するのはとても効果的です。また、納豆は美しい髪を作るのに最適な食べ物と、医学博士が推奨しています。1日1回食べるととても良いそうです。ご参考まで。