夏になると外を見ることも多く、窓の汚れが目につきますね。お掃除をし慣れていないと、つい面倒になりますが、やってみると窓ガラスの掃除の仕方は、意外と簡単です。最小の道具で、地球にも優しく、家にも優しく、掃除する人にも優しい簡単なやり方でキレイにできます。プロ直伝の裏ワザでピッカピカにしてみましょう。気持ちもすっきり、爽やかになること、間違いなしです。
目次
【窓ガラス】掃除の仕方は意外と簡単!
窓ガラスの掃除の仕方というのは、やり方が分かってしまうと、簡単に出来るようになります。必要な道具や方法など、詳細にみていきましょう。
掃除の仕方の基本
【窓ガラス】掃除の仕方の基本を押さえましょう。
- 窓ガラスの掃除は、曇りの日がベストです
- 晴れた日は、窓ガラスに汚れがこびり付き、掃除に時間がかかります
- 掃除の時間も、朝一番が良い
- 外側から始めて、内側へ。窓ガラス一枚を上下に半分づつ掃除する
- 内側の窓のそばに家具などが有る場合は、始めに片づけておく。
- 雨の日は、なるべく中止しましょう。
掃除の仕方・入門編 ⇒ 初めてか、慣れていない方
必要な物: (洗剤は使用しません)
- 雑巾*⇒最低2枚以上(ぬれ雑巾1枚、から拭き用1枚)窓ガラスの数により増やす。
- 古い洗面器かプラスチック容器⇒ぬれ雑巾は必要枚数を事前に作って洗面器の中に。から拭き用はぬれないようにポケットなどに入れておく。
*雑巾は、かなりの枚数が必要です。例えば、大きい窓ガラスが4枚あるとしたら、ぬれ雑巾は最低4~8枚、から拭き用は2~3枚必要です。汚れ具合によりますが、あらかじめ、ぬれ雑巾を必要枚数作っておくと、いちいち室内に戻る必要がありません。かなりの時短になります。私は、古くなったタオルなどを切って雑巾がわりにしています。フェイスタオルの大きさなら、二等分で切り、四つ折りにして使います。汚れたら、そのままゴミ箱へ。簡単でしょう。
《窓ガラスの掃除の仕方》
- 外側の窓ガラスより、ぬれ雑巾で上の半分を拭きます。乾かないうちに、すぐにから拭き用の雑巾で拭きます。
- 上の窓ガラスが終わったら、下の窓ガラスも同じくぬれ雑巾⇒から拭き用の雑巾、同じことを繰り返します。
- 外側が終わったら、窓の内側も半分づつ、上から下へ、ぬれ雑巾⇒から拭き用の雑巾で拭きます。
*雑巾は、ある程度しぼったものを使います。べちゃべちゃにぬれていると拭き上げるのに時間と労力が必要
ぬれ雑巾もから拭き用の雑巾も汚れたら、すぐに交換します。汚れたまま使っていると、窓ガラスに汚れを戻してしまうので、雑巾は多く用意し、頻繁に交換しましょう。それが簡単にきれいにするコツです。
掃除の仕方・【しっかり掃除をしたい場合+かなりの汚れ】
必要な物: 中性洗剤を、ほんの少しだけ使用します。
- 食器洗い用洗剤(中性洗剤)
- スプレイボトル(200~500㎖)
- 雑巾*⇒最低4枚以上(ぬれ雑巾2枚、から拭き用2枚)窓ガラスの数や汚れ具合により増やす
- 古い洗面器かプラスチック容器⇒ぬれ雑巾は必要枚数を事前に作って洗面器の中に。から拭き用はぬれないようにポケットなどに入れておく。
《窓ガラスの掃除の仕方》― 入門編に一工程増えています
- スプレイに水またはぬるま湯を入れ、食器洗い用洗剤を*ほんの一滴たらす。よく混ぜる。
- 外側の窓ガラスから、ぬれ雑巾に洗剤をスプレイして拭く⇒ぬれ雑巾で拭く⇒から拭きを繰り返す
- 内側は、外側より汚れが少ないので通常の水拭きをして、汚れが残った場所だけに洗剤を使用すると便利。屋内になるので,スプレイを使用するときは周りにもかからないように配慮します。
*ほんの一滴: 洗剤は少ない分には問題ありませんが、多すぎると窓ガラスに虹色のくもりが残り、それを取るのに労力と時間が必要になります。特に最近の洗剤は濃度が高いので、使い過ぎに要注意。
【窓ガラス】プロ直伝の裏ワザでピッカピカ
プロでも、洗剤を使う人と、使わない人に分かれるようです。ただ汚れている時には、中性洗剤を使うことが多く重曹かセスキ炭酸ソーダあるいはクエン酸を使う方は、ごく少数のようです。
中性洗剤を使うメリット
- 中性洗剤には界面活性剤が入っており、結露の発生を少なくできる
- 中性洗剤は窓サッシの掃除にも使用し、他の場所にも使用できる
- どこにでもある洗剤なので手軽
- 水にも溶けやすい
- 危険性がない
- 安価 などなど
スクイジーを使用すると洗剤不要でピッカピカ!
スクイジーを使うというと、しり込みをする人が多いようですが、スクイジーは思いの外、簡単に使用できます。プロのように使う必要はありません。形ではなく、汚れが取れればいいのですから。実際に、スクイジーを使ってみると簡単にきれいになるのでびっくりします。少し慣れると、遊んでいるようで,楽しくなります。オススメです。
スクイジーを使うときの利点
- 洗剤不要
- 雑巾による水拭き、から拭き不要
- 少し慣れたら楽しくなる
スクイジーを使って不便なこと
- スクイジーを使用するたびに、必ず一回ごとにスクイジーの汚れを雑巾で拭きとる
これだけなので、スクイジーの使い方のところで詳しく説明しますが、1~2秒の話なので、慣れたら何ともありません
スクイジーを使った窓ガラスの掃除の仕方
- 窓ガラスの上半分に、スポンジで水をつける。
- ぬれ雑巾を左手に持ち、右手に持ったスクイジーを窓ガラスの左上から下へ動かす
- 窓ガラスの真ん中にあるサッシの所まで来たら、左手に持っているぬれ雑巾でスクイジーの汚れを一回ごとに拭き取る*
- 窓ガラス、上半分の上から下へ、左端➡右端まで、ぬれ雑巾でスクイジーの汚れを拭きながら繰り返します。
- 下半分の窓ガラスにも、手順1~4までを繰り返す。スクイジーは、上から下へ、左端➡右端までを繰り返す。
*スクイジーの汚れを拭き取らないと、せっかく取った窓ガラスの汚れを、また窓ガラスに戻すことになります。
- スクイジーを上から下へ動かすだけなら、誰にでも簡単ですね。それを左端➡右端へ繰り返すだけです。プロのように華麗な動きにはなりませんが、すぐに出来るようになります。慣れたら楽しくなりますよ。
- 窓ガラスの水拭きもから拭きも不要なのに、窓ガラスはピッカピカになるので驚きます。
まとめ
- 窓ガラスの掃除は、曇りの日の朝一番が良い。外側から始めて内側へ、窓ガラス一枚を上下に半分づつ掃除する
- 窓ガラスの掃除は、水拭き+から拭きが基本。汚れがひどい時のみ中性洗剤をごく少量使う
- 雑巾は、たくさん用意しておくと、仕上がりも綺麗に出来て、時間の節約となる
- スクイジーで窓ガラスの掃除をすると、水拭きやから拭きをしなくとも、ピッカピカになる。
- 色々な洗剤を使用しないと、時間とお金の節約になる。また地球にも優しい。
20年以上前に、友人がお掃除の会社を立ち上げて、スクイジーの使い方を見せてくれた時、とてもかっこよく、窓ガラスがピッカピカになったので、感動したのを覚えています。その時に、プロ仕様のスクイジーを友人が買ってくれて、現在も我が家で活躍中です。家族もすっかり、スクイジーの扱いに慣れて、使いこなしています。苦手意識を持たずに、ぜひスクイジーを使ってみてください。一度使うと病みつきになります。暮れの大掃除の時にも大活躍しますよ。